論作文の構成
1段落は140文字でまとめる。1文は40字でまとめる。
背景
問題文を肯定に受け止めるために、
・どのような社会的背景から生まれたのか
・今、どうして大きな社会問題となっているのか
ということを押さえる。
定義
キーワードとなっている事項の解決に結論と理由を述べる。できるだけ大きく。
観点
3つの違った観点から迫るようにして、そのうち2つを使う。3つは違った目線で行う。
柱
20字で論と合致するようなものを書く。
論
理論、意見、理想像を書く。現在形で終わる。
例
事実、過去を書く。過去形で終わる。
策
方策、実施計画を書く。未来形で終わる。例と策と関連性を持たせる。
まとめ
キーワードを使用する。第3の視点に触れつつ、決意でまとめる。
項目 |
配慮事項等 |
構想用紙 |
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1.序論 |
(1)背景 |
@問題文の中のキーワードとなっている事柄の「どのような社会的背景から生まれたのか」「今、どうして大きな社会問題となっているのか」等が「背景」である。 |
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(2)定義 |
@「定義」とは自分の課題解決のための「結論」である。 Aキーワードとなっている事柄の解決のために「今、これをしなければいけない」「この点に力を入れる」と自分の考えをズバリと述べる。 |
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(3)観点 |
観点は、解決のための意見のキーワード的なものである。 定義を受けて、序論として終える。 |
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2.本論 |
(1)柱 |
@本論の見出しである。 A20字以内でまとめ、インパクトを与える。 B観点と論の内容と合致させる。 |
キーワードを使って短めに書く。 |
(2)論 |
理論、意見、理想像を書く。現在形で終わる。 |
課題解決のための自分の意見・考えなどを書く。 |
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(3)策 |
@学級担任、教科担任として自分がどのように指導するかを書く。 A具体的に全体的に説得力が出てくる。 |
今後、教師として自分がどのように課題を解決していくかなどを具体的に書く。 |
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3.結論 |
まとめ |
@1文目で本論をまとめ、2文目では第3の観点に触れ、3文目は自らの意欲や決意を表す。 A最後の1文は、教職に対する意欲を示してまとめる。 |
キーワードを生かし、第3の観点、教師としての決意などを書く。 |